2011年12月23日

Seasonal Greeting


この場をかりて失礼します。今年もお世話になりました、来年もよろしくお願いします。(Monoちょっと怒ったっぽい顔ですみません)

2011年12月21日

今年最後の反省

今年もだめだった。今までで最もだめだった。

12月に入っていよいよ本格的に体調を崩してしまった。こちらはクリスマスから休暇に入るので、12月は短い。11月の月末の忙しさを乗り越え、「今年も後3週間だ」と始まった12月。体調がいよいよ怪しくなって、ノックダウンするまで早かったなぁ。7日に会社で喘息の中発作が起こってしまい、その後、気管支炎を再発して、以来自宅静養中である。2週間の間、6回医者にかかった。いろいろな薬を処方され、副作用もキツかった。今週に入り、やや上り調子になり、今日、やっとパソコンの電源を入れることができた。

月初め、あと3週間持つかなという不安があったけれど、いろいろと用事を優先したのが悪かった。体力的に限界だったんだなと今思う。具合がいよいよ悪くなったとき、「もう無理、絶対無理、あきらめて休んでちょうだい」という声が聞こえた。

会社の空調があまりよくなく、自宅にいると落ち着いている咳も職場では悪くなるという状態なのだが、出社するとどうしても仕事を頑張ってしまう。体調が悪くて、効率が落ちるとその分長い時間仕事を続けてしまうという悪循環だった結果がこれ。頑張ったのに、結局、医者や上司に自己管理が出来てないみたいに怒られる始末。一人の医者が「ここはもうじっくり休みなさい」と3週間の診断書を書いてくれた。

ちなみに私の喘息は非アレルギー性のもので大人になってから発症するものらしい。まさにかかった状況もこのリンクの通りであった。
http://bazensho.jp/d01cold.html 

とは、言え、うちには猫もいるので、空気清浄機を二台購入したし、掃除機も高性能のものに買い替えた。加湿器も備え、温度湿度計を設置して、温度湿度を一定に保つようにして、そして、猫は洗われた。ただ、問題は自宅ではなくて、会社なんだよなー…。

ということで、今年もクリスマスカードを発送出来なかった。去年は仕事が忙し過ぎて出せなかったので、今年こそはと思っていたのに。無念。寒中見舞いは出せるといいが…。


写真は買い物袋で遊ぶ猫:「袋大好きー」の巻。




2011年11月15日

ウイスキーがお好きでしょ

10月の風邪からもう何週間経ったかも数えていないが、いまだに咳をしている私。会社の空調が悪いと睨んでいるが、そうそう簡単に空調設備を変えてもらうとか云々できないし、会社に行かないわけにもいかない。

しゃべるとき、室内から外へ出るとき、冷たい飲み物を飲んだとき、急に動いたとき、寝るとき、あらゆることをきっかけに咳は出る。一番よくないのは、アルコールのようだ。

もともとお酒は好きな方(控えめな言い方。最近は前ほど呑まないんですよ〜)。食事のとき、仕事帰りに同僚と、誰かが呑んでいると呑みたくなる。それが、よくない。冷たくてアルコール飲料となると「よくない」のダブルパンチである。なので、この頃、ほとんど呑まない。

ただ、週末などは、ちょっとリラックスもしたいので、ミルクティーにはちみつを入れて、ウイスキーを少したらしたものを嗜む。これ、かなり好き。もうツウなイギリス人きどり。

とかいって、咳を放置しておかないで、今月中には治したい。ほら、来月は行事が多い12月だからね。


2011年11月7日

冬は好きか


今朝は今年一番の冷え込みだったぽい。通勤に使っている路面電車が冷え込みのせいで遅れた。公共機関、冬への備え全く無しである。それでいて、来年から値上がりだなんだいうからやってられない。

さて、私は夏は嫌いだが、冬は好きである。なぜか。きっと夏の「生」っぽい感じとは対照的に、冬は「静」かでなんだか安心感がある。冬の途中で、年が明けて、新年になる潔さもよい(南半球の人はそうはいかないが…)。夏が終わってしまう寂しさ感とはこの点も異なる。服装もまた楽しい。いろいろと着るものの種類が増える。帽子をかぶったり、手袋したり。体型のコンプレックスのある身としては、夏の薄着は落ち着かない。

そんななので、今日は少しテンションが上がった。会社帰りに、新しいニット帽を物色しにに行った。室内履きのもこもこスリッパも欲しいなぁ、手袋も去年黒のをなくしたから、黒もあっていいなぁ、など物欲爆発である。

写真:冬の始まりっぽいイメージ

2011年11月5日

早起きの決意

自分で言うのもなんだが、私は、自分を比較的器用な人間だと思っている。日常の家事、仕事、今はほとんどしないが、車の運転、簡単な日曜大工、AV機器の接続など、あまり困らず達成することができる。ちなみに蝶結びも得意だ。私が苦手なものは何かと考えたとき、これだけは、いい歳こいても一向に習慣化することもなく、私を悩ませていることが一つある。それは、早起き。これが大嫌いだ。「早起きは三文の得」、実感したことはまずない。理想の早起きが出来るのは、時差ぼけを起こしているときぐらいだ。

先月、体調が悪かったと触れたが、そういうときは決まって、生活を改めてもっと健康になりたいと考える。今年もすでに数回、そう思った。そして、真っ先に思うのは、「私は朝がだめすぎる」という事実。ここを改善することで、何か開かれるのではないかという希望。「私は朝が弱くて」「低血圧で朝はちょっと」とか言って許される、顔でも歳でもない。いつもギリギリに起きるので、朝は一分も無駄に出来ない。夫が無駄な会話を始めたり、トイレを占領したりするともうそこに平和はない。

こういう一日の始まりってやっぱり知らず知らずに健康によくない。長年、「早起きの決意」を先送りしてきた私、もう先に送っているお歳頃じゃないし。この決意をここに書き留めてみた次第。

実際どうするか、インターネットでいろいろ調べ、行き着いた方法は、「無理矢理起きる」であった。ずばり、これしかないようだ。頑張り甲斐のありそうな手段。

ちなみに昨日早起きの決意を固めたので、今朝、土曜日の朝、理想の時間より少し遅くなったが、「休日の朝なのに」ぐらいに起きてみた。こうして、ブログなど更新する時間が出来た。上々の滑り出し。

夢は、早起きをして、シャワー、朝食、仕事のプランチェック、軽いほうき掛け(掃除)をしてから、出社するというもの。素敵だわー。

写真は本文内容とは何のつながりもなく、カボチャ。秋だから。

2011年11月4日

企画倒れ

気づけばもう11月。10月はキツかったなー。中途半端に体調悪いし、仕事忙しいし。こういうのっていいことない。具合が悪いし、仕事から帰るの遅いしで、ろくなものを食べないから、体調は良くならないし、で、ガンガン悪循環。夫は手伝ってくれるものの、料理のセンスが「あれ」なんで、体調が悪いときに食べるようなものじゃないものが食卓に並んだりするしで。日本のコンビニが少しだけ恋しかった。でも、1グラムもやせ細ることもなく、医学的にはきっとたいしたことはなかったのだろう。

10月31日にわらをもつかむ思いで、スーパーで買った総合サプリみたいなのを飲んだら、翌朝、スパンっと元気が出た。嘘みたいな話で、自分もびっくり。何かの栄養素が足りなかったんでしょうか。

そんなんだったので、10月はやろうと思っていたことは、何一つ出来なかった。その一つは部屋のリフォーム。壁紙の張り替えやペンキ塗りをして年内に家の中をリフレッシュさせようと9月に決意したのに。11月ってもう気分的にクリスマスの焦りが出るから、このプラン、来年に流れそう。こぎれいになった家で新年を迎えたかったのになぁ(すでに完全に諦めモード)しょぼん。クリスマス休暇はきっと家のリフォームです。

2011年10月13日

今季一発目のずっこけ

風邪を引くのは自己管理がなってないからなのよなんていう。そんなこともあって、親戚にしょっちゅう風邪を引いている人のだが、あまり印象はよくない。が、私もその一人。この秋冬シーズン一発目の風邪はなかなか手強かった。出だしは一般的な感じだった。悪くならないように用心したが、忘れた頃のぶり返しがひどかった。気管支炎のようになり、一週間はまともに寝ることもままならなかった。もう、やれやれ。ここ数年、風邪そのものよりも、その後にくる付録の方がタチが悪い。5月には副鼻腔炎になったし。咳は相変わらず出るのだが、ピークのときに比べると辛さはまったくない。だからといって、気を抜くとどんな落とし穴に落ちるかわからないのでくれぐれも気をつけたい。

規則正しい生活とバランスのよい食事、軽い運動とストレスをためないことを心がけたいよね。ってこれって意外とどれも難しい。菌をもらいやすいので会社通い止めるのが一番良さそうだが、これも無理な話。

写真:「ご主人様、また風邪を引きましたね、早く治してくださいよ」いやいや、ご主人なんて思ってない。「召使いが風邪を引きやがった。咳がうるさくてゆっくり昼寝もできないにゃー、迷惑迷惑」たぶんこっち。

2011年9月21日

冬の足音


8月一杯までは、各自夏休みを取っていて何となくホリデーモードだったが、9月にはいり、みんな戻り職場も通常モードになった。夏休みが終わると、今度はすぐにクリスマスの休暇を検討し始めたり、残っている有給休暇をどこにはめ込むかなど、その辺に次の楽しみを備え始める同僚たち。私もどこか行こうかなと思っていたが、あらたなプロジェクト(プライベート)発足で変更。

そんなことや、また、寒くなりはじめたこともあり、春に出かけたアイスランドを思い出した。私が訪ねた国々のなかで最も小さい国。温泉大国で、水道をひねると温泉が出てきた。写真はブルラグーン、蛍光ブルーっぽい色の巨大露天風呂だ。温度はぬるめなので一日入っていられるし、なかでビールやアイスも食べられる。温泉とビールが楽しめるイギリスから近い国。また、行きたいね。

2011年9月13日

Best of England

八月の最後の日曜日、二十年来の古い友人が訪ねてきてくれた。

5日間の滞在中に出来る限りのよいイングランドを披露したく翻弄した。ちょっと忙しかったけれど、ベストに近いイングランドツアーだったんじゃないかと、自己満足している。

プレミアリーグ・ユナイテッドVSアーセナル戦に始まり、湖水地方、マンチェスターでアフタヌーンティ、ロンドン観光、ストーンヘンジにコッツウォルズと盛りだくさん。

さらに特に力が入ったのは、「イギリスは不味い」という汚名返上すべく食事選択。自宅でもイギリス色のあるメニューにして、ロンドンでは、人気の新しいレストランなどに行ってみた。どれも美味しいと言ってももらえたが、友人のリクエストで挑戦したフィッシュアンドチップスは、どうやら口に合わなかったようだ。まあ、これは私の選択じゃないし、なにごとも経験よと笑う。私自身、フィッシュアンドチップスは年に1回食べるかなというところ。日本人にはフィッシュアンドチップのフィッシュだけをお持ち帰りにして甘酢あんかけなど合わせるとちょうどいい脂っこさである。ちなみにフィッシュアンドチップスの店で私自身は別のメニューを注文したし。

飛行機にかかった時間だけでも丸二日、遥々中東経由でハイシーズンのイギリスへ来てくれた友人。ありがとう。今度はスコットランドへ行きましょう。

真夏の日本から来た友人は、私の気温表現が間違っていると指摘。私は、服装は日本の4月ぐらいがちょうどいいかもと出発前に伝えたが、友人曰く、日本の11月が正しいそうだ。到着してすぐ友人は上着を購入。

写真は、ストーンヘンジ。この日はよく晴れた。晴れた日、どこまでも続くように思われるイギリス西南部の牧歌的な風景。車で走り抜けながら、「イングランド悪くないよなー」と思った。

2011年9月8日

負の引力

ご無沙汰であります。こちらいたって元気。 

実は、夏があまり好きではない。特に7月の終わりからお盆に入るまで数週間が苦手だ。

漠然とした落ち着かなさというか、何かよくない力が渦巻いているような不安があって、子どもの頃から、この数週間は気分が安定しない。これを私は「夏の強さと負の引力の仕業」と考えている。このドキドキするよな引力はだいたい毎年お盆を迎える少しぐらい前にピークを迎える。85年に日航ジャンボ機の墜落事故が起きたとき、子どもながらにこの引力は自分だけが感じていたものじゃないんだなと強く思った記憶がある。うっかりしているとこの力に負けてしまう怖さがある。
 
そんなこともあり、この時期はあまりものごとを深く考えたり、無理に行動したりしないようにしている。静かに仕事に向かい、まっすぐ帰り、また翌日仕事へ向かい、という静かな生活を目指す。しかし、ぼーっとしていると人はこの引力に導かれてしまう。8月6日の夜、ロンドンで暴動が起こった。週明け月曜日の9日、出勤しようと表に出ると自宅向かい道路が閉鎖され、何やら物々しい。通りを挟んだ反対側の建設中のマンション屋上のクレーンの上で自殺志願の男性が何やらわめいているという騒ぎ。翌日、10日、帰宅途中、電車を待っているとき、どうもいつもとは明らかに違うザワザワとした嫌な気配を感じながら帰宅すると、その晩は、マンチェスターでも暴動騒ぎが起こった。あー、今年もいっぱい引っ張られちゃったなと思う。
 
幸いマンチェスターの暴動は子どもの火遊びに近い幼稚な印象を残しただけで治まった。政治的背景もなく、ただ単に店から物を盗むことに終始した低能な内容だった。 

お盆が過ぎるとなんかホッとする。じわじわとやる気が出始め、9月にはいろいろと希望も湧いてくる。


と、いうのがブログ更新していなかった理由です。この夏は体調も崩さなかったからよかったよかった。 写真は暴動で壊されたコンビニ前のATM付近。しばらくベニヤ貼られてました。

2011年7月28日

肉との付き合い

私はあまり肉を食べない。菜食主義とかそういうのではなく、単にお腹をよく壊すから。若い頃はそれでもよく食べたが、最近は腹痛の対応なども疲れるのでだんだん食べなくなった。

食通で知られた池波正太郎氏がエッセイで「一人で私が外食するとき、家庭では得られない火力や設備や技術を必要とするものしかたべない」と語っていた。私も、外食するときは家では絶対食べないものを食べたいと思っている。なので肉料理に結構手を出す。こういうときは、美味しかったので、後の痛みはやむを得ないと諦める。これぞザ・食い意地だなと。解脱出来ない私をいつも(文字通り)痛感なのである。ちなみに、そんなポリシーがあるので、よっぽどの店でない限りパスタ料理はまず食べない。

先々週の夫の誕生日は、夫が肉好きなこともあり、マンチェスターでは上等クラスのステーキハウスへ行った。私は5センチ強はある厚みのステーキ、夫はでっかいわらじみたいなステーキをいただいた。ステーキを好みに焼くのはなかなか難しい。イギリスのいいかげんなレストランじゃ、注文した焼き方で出てきた試しがない。そんなくらいなら、「焼き方は?」とか聞くなよといつも思う。そのレストランでは、注文通りにちゃんと焼けていた。満足満足。なぜ、この話を今持ち出したかというと、今日、カードの明細が届いたから。

さて、「肉はあまり食べない」と始めたが、実はこの1年くらい、前より少し食べる量が多くなった。これは、Monoのせい。猫は肉食だ。毎日、ウェットフードを一、二袋ぐらいあげるのだが、その肉肉しい様を見ていると、「なんか肉食べちゃおっかなー」、「毎日毎日肉ばっかで、そんなに美味いのかー?」となってくる。こういう人はあまりいないと思う。基本的に影響されやすいタイプだから。家で食べるときは、塊ではなく挽肉とか煮込みにしてやさしい肉料理にしているけれど。

2011年7月25日

最近のつまみ


「今は何が美味いのよ?」と、実家の母に尋ねられ、今ひとつ、「これです!」と胸を張って答えられるものがなくてちょっと悔しい。あまり実家へ電話を入れる方ではないが、夕飯時に電話して、父親が電話口に出ると、まず必ずその晩のメニューを一通り紹介する。「ザル豆腐に枝豆だ。焼き鳥にカレーもあるぞ。キャベツの漬け物もな。」など。どれも美味しそうだ。

近頃よく食べているのは、日本でもおなじみのスナックえんどう。これを枝豆代わりに。さやごと食べるので枝豆より合理的。筋をとって、さっと茹でて、塩をふるだけ。甘味噌などで和えてもまた良い。英語でシュガーピー(sugar pea)と呼ぶだけあってとても甘くて美味。そして安い。これを酒のつまみにするのだが、夫は「つまみ」を上手に食べれない。皿を目の前にすると一気に食べてしまう。スナックえんどうも、ひとさやずつではなく束で食べようとするので、私に怒られる。イギリス人は、酒をつまみと一緒に呑む習慣がないので、今だ、つまみとの付き合い方が下手だ。うっかりしているとビールがコップ半分になる前につまみの皿が空になっていたりするから、やってられない。

2011年7月20日

お天気便り

「7月15日が晴れだと向こう40日は晴れる」てなことをイギリス人は言うが思いっきり嘘。

先週の15日金曜日は夫の誕生日だった。カラッと晴れて気温も上がった。金曜日と週明け月曜日に有給休暇を取ったので、ロングウィークエンドの始まり。猫もいることだし、泊まりがけで出かけず、日帰りで近くへ出かけようということに。その日は、昼ご飯後に近くの国立公園にドライブ。道中聞いていたラジオでは冒頭あるように、向こう40日は晴れるとか話している。「天気予報では今週末は雨だって言ってたけど、晴れるかもね」など我々の会話。久々に太陽にあたり、心地よい疲れとともに、その日は就寝した。

翌日、雨。しかも豪雨。その翌日、超豪雨。寒い。で、休日最後の日も雨。やっぱり天気予報の方が迷信より正確なようだ。先二日、あまりに雨が激しいので、家の掃除をしたり、本を読んだり、自宅でのんびりしていたが、さすがに最終日は外出。ふと車についてる外気温表示を見ると、なんと13度。寒いわけよね。お天気的にはかなり残念なミニ休暇になった。

そして、水曜日の今日、まだ寒い。うっかりヒーターをつけそうになるが、「7月なんだから」と、ぐっと堪える。そんな感じなので、今は真冬に着るパジャマを着て暖をとっている。

実家の母は、「暑くて寝られたもんじゃない」とか、言っている。岩手ですらそんななんだから、日本全体オーバーヒートしているんだろうなと。この涼しさ通り越した「寒さ」、おすそ分けしたい。


写真は、その「晴れた日」のお昼ご飯。冷たいスパゲッティのパセリ、トマト、レタス和え。味付けは、オリーブオイル、塩、白のバルサミコ酢。この類いのメニューはここ数日はとってもじゃないが食べる気がしない。風邪引きそうだ。

2011年7月19日

感動した

女子W杯決勝は、日曜日のゴールデンタイム放送だった。かぶりつきで観戦。
日本が優勝したからではなく、試合として、久々にいい試合を観た。
こちらの解説者もそう言っていた。

6月に帰省したときに、日本選手団の出発前インタビューが放送されていたこともあり、今回のW杯は注目していた。イングランドがフランスに敗れた後は、こちらでの注目度は一気に鎮火したけれど。

決勝トーナメントに進んだ日本をみていて、「どうも負ける気がしない」という感じが常にあった。明らかに相手勢に押されていてようと、「どうもこのまま負ける気がしない」のだった。そう感じる試合ってそう多くはないし、そう思う裏付けもない。

どの選手もみんな個々に優れていたが、沢さんという人はすばらしい選手だなと。その人がそのポジションにいることで安心感がある、もしくは、肝心なときに肝心なところへいてくれる安心感のある選手だなと終始感心していた。

久々に興奮した夜であった。

ちなみに、「イングランドは今大会で唯一日本を破ったチーム」と試合後はそのコメントばかり。ポジティブというか図々しいというか。

2011年7月11日

野菜のはなし


毎週届く「野菜ボックス」にそら豆が入ってきた。今年初。我々が購入しているボックスは、値の張らないものなので、入ってくる野菜はいわゆる旬のものがメイン。一番出回る時期はやはり安い。はしりや訳の分からないオフシーズンのはずの野菜とかお高いものは入ってこない。それが、気に入っている。

野菜ボックスで足りない野菜などはスーパーや他の商店で買ったりもする。このとき、レーベルを見る方である。ちょっと高くても、イギリスのものを買う。遠くてもせいぜいヨーロッパ圏。遥か遠い国から飛行機に乗ってやってきた野菜はあまり買わない。しかし、「地球に優しい」とか、「エコ」とかそういう言葉はあまり好きではないし、過剰にそれを押し付けるのも嫌いだ。環境意識はあるものの、私は、飛行機にも乗るし、自動車も所有している。面倒になって適当なゴミの分別をすることもある。だから、環境保護推進派などでは全くない。

人々が自国で取れたものを買うことで、自国商品の需要が増え、輸入商品の必要が減れば、カーボンフットプリントも減るかもしれないと。同じことは、有機野菜にも言える。有機野菜を育てるのは、とても大変だ。だが、環境的には非常に良い。体に良い(実際、有機野菜もそうでないのも栄養的には変わらないらしい)とか、おいしいとか自分のために有機野菜を買ってはいない。有機野菜の需要が増えれば、それだけ、有機野菜の生産が必要になってくる。これが、環境破壊を少しでも抑制出来れば、いいなと。小さいことだが、多くの人がそう思えば変わってくるかもなーと。

週末、スーパーでアスパラガスを見かけた。「おや、まだアスパラガス?」、と、ラベルと見るとペルー産だった。私が買わないことで、すでに遥々遠方からやってきてしまったアスパラガスは売れ残ってしまうかもしれない。それはそれで、アスパラガスに気の毒なのだが、「ポリシーは曲げられないのだよ、アスパラ君」。

このブログによくコメントを残してくれるシュウさんがおしゃってたが、「昔の日本に戻ろうよ」、「いやいや経済発展のためには無理」という議論、電気が足りない日本で話題になっている、と。近からず遠からず、野菜にもこの「経済」のジレンマがある。貧しい国の中には、野菜を作り、それをシーズンでない時期に裕福な国々に輸出して生計を立てているところも少なくない。

生鮮食品のレーベルを見ながら、「どうしたもんかね」、と、つぶやく私なのである。

写真のそら豆、甘皮剥き途中の様子。この日は、ちょっと小寒かったので(日本から見れば驚きの表現)、温かいスープで頂きました。

2011年7月9日

コーヒー

先月帰省した際、荷物の重量制限が46キロだったことから、今年一杯は間に合うほどの本を持ち帰った。その半分は、二つ年上の従姉から譲ってもらったもの。彼女は、子どもの頃から読書家で、とにかくいつも本を読んでいる。帰国して本屋に行き、膨大な書物を目の当たりにすると、どれから手を付けてよいか分らなくなるので、最近はもっぱら彼女のお勧めを頂いている。ジャンルは実にバラバラ。私自身、活字ならなんでも読むタイプなので、好都合。

さて、持ち帰った本の一冊に長尾智子さんの「あさ・ひる・ばん・茶」があった。そこに共感な一文。「普段のコーヒーを飲む回数の少なさとは逆に、コーヒーを淹れるのは何より好き、という矛盾したような嗜好があります。」

私は、カフェインにあまり強くない様で、コーヒーは一日二杯がリミットである。ただ、コーヒー自体は好きで、エスプレッソポット、カフェティエ(フレンチプレス)やフィルター式(ドリップ式)など揃え、そのときに気分で違うタイプのコーヒーを淹れる。朝は、エスプレッソのカフェラテが好み。カフェティエは、時間がかからないが、他の様式だと、プロセスに時間がかかるので、心に余裕がないと出来ない。平日の朝は、どうもバタバラしていてコーヒーを優雅に入れる余裕がない私。私のカフェラテが飲めるのは週末になってしまう。しかし、それが、休日の朝の楽しみなのである。

写真のマグカップは愛用のウェッジウッドと言っても、別の年下の従妹の結婚式の引き出物である。結婚式は東京であったが、めぐりめぐってイギリスに戻ってきたマグさん。青いのとペアで出戻ってきた。

2011年7月5日

酒について

酒とは不思議な飲み物である。

同じビール一つとっても、美味さが変わる。それは、肴であったり、一緒に呑む人であったり、器であったり、空気であったり。

金曜日は会社の飲み会であった。こちらの飲み会は、日本でいう外国人が集まるパーティなど想像してもらうと分りやすいかも。多くの人は立ち飲みであちこちで適当な話をしたり、にぎやかな音楽がかかり、わいわいしたものが大概である。会社の飲み会といっても、それぞれのパートナーや友人たちも来る場合が多いので、いちいち話は自己紹介。

それはそれで良いのだが、金曜日の夜は、「もうこういうザワザワしたのは疲れるから嫌だな」という気分になった。そして、帰り途中、何がどうなれば、私の酒がおいしくなり、楽しく酔えるのだろうと考えた。

何か一つ良い条件があると良い。文頭に挙げたよう、「美味い肴や料理がある」「店に好みの雰囲気がある」「じっくり聞き入るもしくは語る美味い話がある」「つまみも話し相手もなければ、よい器で酒を呑む」「本当に何もなく缶ビールひとつだが、よい風が吹いている」とか。

金曜日は残念ながら、どれもなかった。まあ、店自体がそういう(私の好きなタイプじゃない)ところだったから、想像のつくものの、どこまでいっても日本人の私は、会社の付き合いだし、と。私の会社の上司は私よりも若く、それ自体に問題はないのだが、どうも彼が選ぶ店の雰囲気や娯楽の好みが合わない。どうして私は楽しめないとストレスに感じるより、私には私の好みがあると割り切ってもいいかなと思った夜であった。

2011年6月28日

帰省みやげ その三


帰省ネタばかり。でも、今回でおしまい(多分)。岩手はそばどころ。いろいろなブランドのそばあるが、比較的県内どこでも手に入り、長いこと気に入っているのが岩手町の土川そば。やや太めで、しっかりした食感。少しの量でもボリューム感がある。ちょうどこのところ、気温も高かったので、ザルでいただく。夫は、そばに関心がないので(と決めつけ)、ひとりでズルズルっと。美味いね。

うまいそばとは、そば湯もまた美味い。ひとしきり、そばをすすった後は、そば湯で一息。至福のひととき。

そんなそばも、前出の南部せんべいも食べ終わってしまった。美味しかったなぁ。

さて、当家の猫、Monoにもおみやげを買ってきた。日本のキャットフード。懐石とかいう名前の猫缶とShebaのDuo。後者のブランドは、グローバルブランドで、イギリスにもあるのだが、このドライフードタイプはない。猫缶も好評だったが、このDuo、超特大ヒット。

こんなようなつくりになっていて、箱の中には20gずつ個包装だ。こんな手の込んだドライフード商品はイギリスにはない(過剰包装は否めないが…)。

普段のドライフードに対するMonoの態度ときたら、「ドライか、ケッ、ちょっと食べてやるか(もぐもぐ)」、「もーいらなーい(スタタタター:立ち去る足音)」。という感じで、お腹が空くと仕方なく食べているといった様子。

ところが、Duoを皿に盛ると、「ドライか、チッ、ちょっと食べてや、やややや!!なんじゃこりゃー!こんな美味いもん食べたことなーい!」の勢い。一心不乱に即完食。Monoの一発完食初めて見た。翌日も同様の反応。面白いので、しっぽを引っ張ったり、いたずらしてみたりした。通常、しっぽなんか引っ張られた日には、食事放棄なのだが、完全無視。Duoにかぶりつき。中はクリーミーとか言ってるが、クリーミーを味わっている様子なく、ゲロのみしている印象。慌て過ぎてたまに咽せたりしている。

あまりの気に入りぶりを見て、イギリスのMars(Shebaブランドの会社)にドライ売ってくれと問い合わせてみた。「消費者の確かなデマンドが得られませんので、ドライを出す予定はありません」とのこと。無念、Monoの超デマンド即却下。

二箱買ってきたDuo。もうすぐ終わる。私のそばも南部せんべいも終わっちゃし、二人で静かにイギリスのごはんに戻りましょうかね。

2011年6月26日

帰省みやげ その二


男性に比べると、女性の収集家というのは少ないらしいが、私の祖母は、いろいろと集めている人だった。単に浪費家だったという話もあるが…。そのコレクションの一つが急須。ちょうど、よい急須が一つ欲しいなと思っていたので、コレクションの中から、一つ拝借。まず、色が気に入った。急須というのは、これで面倒な品。蓋がしっくり閉まり、お茶っ葉がつまらず、湯が快適に出てきて、手にほどよく収まるという条件をクリアする必要がある。なかなか条件がそろうものとは出会う機会が少ない。この急須、条件すべてパス。こちらに戻ってきてからは、日本で調達してきた玄米茶や友人からいただいたほうじ茶など毎日楽しんでいる。


そして、お茶請けは南部せんべい。小麦粉と水で出来た軽いせんべいだ。今では、チョコレート味とか唐辛子味やら何種類も選べるようだが、基本は「ごま」。そして、私のお気に入りは、削ピーナッツ。丸ピーナッツというのもあるのだが、これは、せんべいの生地がクッキータイプで、ちょっと重くて甘い。ちなみに、南部せんべいの販売店は何軒かあるのだが、私は写真の「Sせんべい店」を贔屓にしている。質感が好き。ちなみに、従姉から紹介されて読んだ堀井和子さんの本「こんなふうに食べるのが好き」で、堀井さんも盛岡に寄るとこの店のこの二種類を買うとあった(正確には削ピーナッツの極上タイプ-私のは普通タイプ)。親近感。ただ、堀井さんはチーズを乗せて、ワインと楽しむんだとか。私はあくまでお茶。たまにビール。ノーチーズ。

2011年6月25日

帰省みやげ 

帰省中はほぼ実家の片付けに終始した。地震でいろいろと落下したものものを見て、両親は、「この際、身の回りを片付けたい」と思ったのだとか。幸い、実家は瓦の飾り部分が壊れた程度で、建物への被害はほとんどなかった。

実家を新築したのは35年ぐらい前。それまで、今回ほどの大掛かりな片付けはしたことがなかったので、もう、あるわあるわ。私の子どもの頃からのものもかなりのエリア占領。私は、子どもの頃から絵を描くのが好きで、小学校の頃は、近所の画家さんのところで絵を習っていた(というよりは、遊びに行っていたの方が正しい)。そのへったくそな油彩画だけでもあるわあるわで、さらに美大なんか行っちゃったものだから、いわゆる作品がほこりを被っているし、その前は美大浪人なんかしてるから、デッサンやらなんやらの束がでてくるし。もう、卒業して、10年以上経ったしとすべて手放す。

私の分は、そんな感じで済んだが、さすが両親、長く生きているだけあり、所持品多すぎ。さらに、祖父母や曾祖母のものまであるから、もう家は巨大倉庫のよう。

物置から、出てきたもので、「これまた使いたい!」と思うものは、意外に少なかった(だから、物置にずっと放置されていたんだろうけ)けれど、なかなか立派なザルセットが出てきた。



台所用品好きの私、かなりの「ザル」ファン。すでに日常使いのザルは5つあるのだが、こちら仲間入り。

今回の帰省では、ルフトハンザ航空を利用。預け荷物の重量制限がスーツケース2個(各23kg上限)とトータルで46kgまでOKだった。マンチェスターの自宅に戻り、一つのスーツケースを開け、このザルが「でーん」と陣取っている様子を見た夫。「なにこれ、ザル!?」とちょっとがっかり気味。「このスペースがあれば、僕の剣道着が入っただろうに」の視線。(夫、去年から剣道教室に通いはじめたのだが、竹刀以外用具をもっていない。日本で購入するのにこだわっているため。)「日々のごはんに役立ちますから!」(私の言い分)。

2011年6月19日

帰省ノート

日本へ帰ったり、こちらへ戻ったり、体のペースが正常になるのにだいたい一週間ぐらいかかる。今回は、体内時計が日本時間になる前に戻ってきてしまった感じであった。11日土曜日戻ってからの時差ぼけ感覚は水曜日あたりには抜けた。いつもより早め。

帰省中には思うことがいろいろとあった。今日はちょっとかたい話。

津波が来なかった地域はほぼ平常どおりの生活にもどっているんだなという印象はあったが、その津波が来たエリアというのがあまりに莫大で正直驚いた。「釜石では何々さんのところまで津波が来た」。沿岸部へ行ってきた人、ローカルテレビやラジオからは、私がイギリスでは知ることがなかった具体的な地名や覚えのある場所が聞かれ、その規模をより実感出来た。そして、もし私がその場にいたら、ここは大丈夫だと逃げなかったかもしれないとも思った。その損失した範囲があまりに大き過ぎるせいか、沿岸部が復興しているという印象は私が期待していたほどなく残念に思われた。原発もそうだ。

NHKによると、避難を余儀なくされた人々は12万4000人に上るという、公民館や学校などで暮らすもまだ4万人以上いると聞いて、自分をその立場に置き換えてみるとなんとも切なくなった。テレビでは3ヶ月すぎた今も避難生活を送る人達、大事な人を失った人達のインタビューや特集が流れてる。もちろん、苦渋を背負わざる得ない人々が沢山いることは、忘れてはいけないことだが、このような映像、報道に地震後3ヶ月毎日日本人は直面してきたのかという角度で考えてみても、その心労は膨大だろう。

そして、この国の危機を救わなければならない政治はというとどうだ。日本の政治家には、国民のために心底何かをしようと仕事をしている輩はいるのか、というのが私の印象だ。諸外国の政治が良いとか正しいとは思わないが、日本の今の政治は、日本を滅ぼしかねないと思った。混迷する政治のなか今回の地震が発生したのは、まさに不幸中の不幸で、もうごまかしは効かないのである。首相がだめなら、その首相を選んだ党は、それをどうにかする責任がある。首相が入れ替わるだけでは、何もかわらないと私は思う。政治に必要なのは、国民目線のものの考え方とチームワークではないか。だれが悪い、お前のせいだとか言っている場合ではもはやない。

日本が戦後、今の日本を築くことが出来たのは、政治の力よりも、国民の勤勉さがあったからと思う。危機感がなく、平和ボケと言われるまでになった日本人も私はそうあれる日本が素晴らしいと考えていたが、震災により、そこに政治の後押しがないことが露呈され、ひどく残念に思う。

2011年6月18日

ふるさとの山


ふるさとの 山にむかいて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな

JR東日本の発行している小冊子トランヴェールを盛岡へ向かう東北新幹線の中で読んだ。その号の特集は、多くの作家さんからの東北にまつわるエッセイの特別寄稿であった。その中に、内館牧子さんが数年前に心臓弁膜症で倒れ、岩手医大に入院してたときのエピソードを綴っていた。看護士さんに「今日は岩手山がきれいに出てますよ」と声をかけられたことから、その岩手山を窓際まで見に立ち上がるために必至にリハビリに励んだという内容であった。

私の実家の窓からは岩手山がバッチリ見える。「今日は岩手山がきれいに出ているよ」という会話はあまりに当たり前に行われて、そこにいるころは意識すらしなかった。故郷を離れてもうすぐ20年、その環境がいかにすばらしいかということを痛感している。

山に囲まれた盛岡で育ったからか、山の多い国の人間だからか、日本に帰る度に山に魅せられる。そして、マンチェスターに戻る途中、海援隊の歌じゃないけれど、「思えば遠くへきたもんだ」とつくづく思うのである。

2011年6月2日

行かにゃいでー


実は、明日から一週間日本に帰る。今年始めには、この時期の日本行きは予定していなかったのだが、地震で事情が変わった。私は岩手県出身である。被害の大きかった県のひとつ。実家は盛岡市なので、津波はまぬがれ、おかげさまで親戚家族はみな無事であった。ただ、やはりどうしても気になるので、戻ってみることにしたというのが流れ。

私は20代のほとんどを東京で過ごしたので、友人知人は関東に多いのだが、今回は、実家重視の短期帰省なので、東京は素通り。ということで、連絡していません。すみません、関東のみなさん、今度ゆっくり会いましょう。

写真は荷造りを邪魔する猫。猫ってほんと「箱」が好き。特にスーツケースはお気に入りで、もう出たり入ったり大忙し。決して、私を引き止めているのではない。


「こっそり忍び込んでみっちゃんについて行こうー!」「おいおい、隠れても、しっぽがでてますぞ!」

2011年5月31日

毎月一日に誓う

明日から6月。先月も誓ったけど、だめだったこと。それは、ダイエットを含む摂生生活を始めるということ。5月は体調崩したので、いよいよ本気で取りかからねばと思った。体力と体が楽でいられるプロポーションを作るのが肝要だ。

この投稿に見合う写真でもないかなと過去5年ほどの写真のストックを眺めてみたら、私、ホント太ったり痩せたりしている。これって良くないね。最近は太ったままで停止中。もっと良くないね。

5年間の写真のストックは膨大な量の食べ物の写真。ただ、食べてるものは案外悪くない。やっぱ運動だ。去年、車を買い替えたのと同時にジムやめた。ジムから散歩運動に切り替えるなんて言っていたけど、基本的に運動嫌い、散歩運動も数えるほどしかやってない。

今ぐらいが、老後の健康状態の善し悪しを左右する重要な年代とも聞くし、ここはどうにかしなくては。慢性の腰痛、肩こりもあるしなー。で、どうしたらよいのでしょう。

よし、気合いを入れるために、今のたるんだ私の体重と体脂肪発表します!!嘘うそ、そこまで自虐的じゃない。

明日の朝までに、方向性を定めたい。と、思った5月最後の夜。


写真は特に見合うものなく、意味もなく隣の家の屋根の写真。

2011年5月28日

元気の素、トマスパ

容態が急変するとは大げさだが、前回の投稿を書いた後、私の風邪は、快方かと見せかけて、悪化した。どんどん鼻を中心おかしくなり、仕舞に熱まで出た。なんか、今までの風邪とは流れが違うなぁと感じつつ、医者に行くと、風邪をきっかけに鼻が炎症を起こして熱を出したり、頭痛などの痛みの原因になってると言われる。さらに処方された薬で具合が悪くなったりもして、やれやれのやれやれだった。

週の後半、やっと元気になりはじめた次第。ほんと、凹む。普通より少しばかり体が弱いのだと自覚して、真剣に摂生しなければ、社会生活に影響がでるなと本気で思った、この2週間であった。調子に乗ってはいけない。

さて、病み上がり、旅行から帰った後、絶対食べたくなるのが、シンプルなトマトスパゲッティ。トマト(缶詰、フレッシュいずれもOK)とニンニク、オリーブオイルと塩(少し唐辛子も)だけの実にシンプルなもの。これを食べると、なんかホッとするんだよね。なんででしょう?

2011年5月22日

猫時間


先週の頭辺りから、お腹の具合が悪かった。「ガッツが湧かない。」このガッツの語源は、Guts(ガッツ)、英語で内蔵の意から来ていると思われる。文字どおり、お腹の具合が悪いと腹(ガッツ)に力がはいらず、元気がでないのだと、毎度毎度痛感する。

そんな状況で週後半ロンドンに出張だった。調子は上がり気味だったけれど、やはり100%復活していなかったのと、出張の内容がタフだったこともあり、今度は風邪を引いた。我ながら情けないほど体力無し。ただ、ロンドンから帰る電車で、これは「(風邪の)悪いやつが来そう」という気配があったが、ビビったほど悪くならなかったのが幸い。

さて、自分でいうのもなんだが、ウチの猫は私のことが大好きだ。4月5月と泊まりの出張があったのだが、私の留守がわかる様で、出張などから帰ってきたときの興奮ぶりはいつも仕事から帰ってきたときより違う。おおはしゃぎで、私にタックルしてくる勢いである。(これを勝手に愛情表現と思っているのだが、違ったりして)もう常に寄り添い状態。「かわいい〜♪」のであるが、仕事で疲れ果てていると、ちょっと鬱陶しいこともある。

週末は、風邪気味ということもあり、自宅で静かに過ごした。リビングルームで夫が見ているテレビの音とかもザワザワして落ち着かなかったので、寝室で本を読んだり、休んだりしていたが、猫は私のそばを離れずにいた。猫とふたりで静かに過ごす時間を私は「猫時間」と読んでいる。

写真は、「お帰りなさい」のポーズ。

2011年5月20日

コメント消えた

先週、シュウさんとチカチュウさんからコメントを頂いていたのですが、返信しようとしたらブログスポットのメンテナンス中とかで出来ず、その後、ブログに戻ったら、コメントが行方不明に。コメントは読みました。どうもありがとうございます。決して、シカトしているわけじゃありませんので!!!

2011年5月11日

痩せない理由

と、言うより「太る理由」の方が適切。

基本的に太りやすい。そして、太っている。さらに悪いことに、イギリス生活には太る要素が満載である。仕事中、おやつが食べたくなったとする。おやつの種類が少ない上に、内容が悪い。甘いものは、クッキーとかチョコレートになって、しょっぱい系はポテトチップスになるケースが多い。しょっぱい系のものが欲しいとき、「都こんぶ」とか「よっちゃんイカ」とかあればいいのになぁと思う。しょうゆせんべいでも良い。岩手銘菓南部せんべいのごま味なんかもいいな。そう、ライトなスナックがほしいのだが、手元にすぐないので、うっかりポテトチップスの誘惑に負ける。食べた後、顔が油っぽくなるから、ポテトチップスは嫌いなのだが、手を出してしまう。そして、手を出した自分に自己嫌悪で機嫌も悪くなる。

また、夕食のチョイスも簡単なメニュー連中がヘビーだ。ミートソーススパゲッティ(イギリス人ならだれでも大好き)、ラザニア、おなじみフィッシュアンドチップス、インドカレー。私が疲れている日など、夫の夕飯チョイスはこんな感じ。「今日は、簡単に湯豆腐でいい」とは行かない。お茶類も良くない。イギリス人はミルクティーを飲む。ストレートで紅茶を飲んでる人は見たことがない。ついつい、ミルクティー飲んじゃう私。砂糖もちょっと入れちゃうし。コーヒーもこの調子で、カフェオレ派。お酒類も厳しい。ウーロン茶割りとか梅干し割りとかバプにはないしね。やれやれ。イギリスで、太りやすい私が、太らないようにするには、日本にいるとき以上の努力が必要なのだが、周りに流されやすい私は、ついつい一緒になっていけない品々に手を出してしまう。日本の家族、身内、先輩などには必ず一人は口が悪いのいて、「ちょっと太ったんじゃない」とか、「旦那は痩せてるけど、みっちゃんはちょっと」とか言われたりするのだが、こちらの人はいわゆる「個人差」のあることにはあまり触れないので、ついつい甘んじる。

最近、目方も人生のマックス状態を維持している(維持とは言わないか)。が、これが、「私の普段の体重なのかも♪」と焦らなくなってきてしまって、さらに危険度が増している。完全にメタボなんとかに引っかかるなー。どうにかしなきゃなー。顔パンパンだよー。

ちなみに、夫もじわじわと太ってきている。「今週から運動を始めるぞ!」と先週末誓っていたけれど、もう水曜日になっちゃったしなー。

さて、写真は、アスパラ料理第二弾。アスパラとズッキーニのペンネ。ガーリックバターレモン風味(レモンジュースとレモンゼスト入り)。バター入れちゃっているし、もうー。バターとレモンって、はちみつレモンばりに相性いいよなー。困る。

2011年5月8日

体調不良

私のことではない。

土曜日の朝、バスルームに行って身支度をしていると、モノが入ってきて、股を広げてペロペロなめている。自分のトイレに行った後でもないのに、執拗になめつつ、私を見つめる。私には、「ここ、どうもおかしいよ」と言っているように感じられ、抱いてお腹の辺りを触ってみると、痛がる気配。その後、直ちにモノは自分のトイレに行って用を足そうしてるが、いつまで経っても出て来ない。やっと出てくると、フンフンッフーンっと鼻息荒げて怒っている。お腹が痛かったのか、股の具合が悪い人が変な歩き方になるような状態で廊下をウロウロ。ついでに変な声で鳴く。私は、尿管結石でも起こしたか!とトイレをただちにチェック、おしっこの形跡はあるから、まだ、完全に詰まってない。慌てて、かかりつけのクリニックに連れて行くと、軽い膀胱炎と診断された。早い段階で気づいて良かったですよと、人間は誉められたが、モノは不機嫌。注射をされて、帰宅。ドライフードではなく、ウェットフードを与え、水飲み場を増やしたりして水分を多く取れるようにと指示された。帰ってきてすぐトイレに行ったモノは、また、しばらく立てこもり。「出たか」とチェックする人間。失敗。次にまたトイレに立てこもるモノ、そして、チェックする人間。成功!しかし、その日は、一日元気がなかったし、夜、自分のトイレと遊び用の箱を間違える。トイレでないところで用を足してしまうのも膀胱炎の症状の一つと聞いたので、「かわいそうに」と労る。

膀胱炎でこんなに心配される猫って。その日、夫は二日酔いで具合は最悪の様子だったが、一切無視。二日酔いは自業自得。大きな差。

ところで、膀胱炎の原因を探ってみたが、ドライフードを食べている猫に多いとか、いろいろなストレスが原因になるとか。モノはドライ3、ウェット2ぐらいの割合で食べてる。ここ最近は餌を変えたとかストレスはないはず。考えられるのは、先週は4連休で、ずっと人間と一緒だったが、今週はお留守番が多かったこと。もう一つはずっと晴れだったが、天候が悪くなったことぐらいしか浮かばない。そんなぐらいでストレスになっちゃうのーと。だとすると、うちのおぼっちゃま、かなりデリケート。

前に獣医には、猫の餌はドライフードだけで大丈夫と言われたが、膀胱炎にはウエットフードがよいというし、困ったもんだ。見てるとモノは結構水を飲んでいるのだが、なんで膀胱炎。しばらくは様子見だな。

と、膀胱炎に振り回された週末。

2011年5月5日

猫派と犬派

30も半ばを過ぎるまで、この猫派犬派論争、私自身は「犬」だと思い込んでいた。それは、単に犬しか飼ったことがなかったし、近所で見かける猫は人を見ると逃げるやつが多かった。単に接点がなかっただけなのだが。今になって猫を飼うとは。何事もタイミングね。

うちの猫、名前はMonoという。カタカナやひらがなで書くとあんまり可愛くない。由来はモノクロとかのモノ。去年、会社の同僚のところで、子猫が3匹生まれ、貰い手を探していると聞いて、見に行ったのが出会い。いろいろと適当なポルトガル人の同僚で、誕生日が二転三転したが、どうやら4月14日らしいとまとまった。なので、いまやっと1歳。

最近、毛代わりで、もう文字通り「毛だらけ」だ。ロングコートの猫だったらさぞかし大変だろうと思う。「あーどこもかしこも、モノの毛付いてる!」と私はぼやく。ぼやくほど気にしてないけど。でもって、「モノの毛」が「もののけ」そう、「物の怪」や「物の気」と同音で一人ウケ。イギリスではあまり共有出来ない発見。

よく、犬は、忠実で協調性があり、猫は、個人主義でマイペース、人ではなく家になつくとか言われる。ずっと、犬の忠実さとか人なつっこさが可愛いと思っていたが、猫のマイペースさが結構自分に合っていると。猫は猫で一人で勝手にやっているからそっちもそうして、みないな態度、一見可愛くないけれど、その距離感がよい。きれい好き、家の中に動物がいても動物臭くないのがまた良い。散歩に連れて行けと騒がない。ごはんをくれと騒ぐが犬ほど執拗でない。ただ、ダイニングチェアとソファーはジャクソンポロックばりに傷だらけだけど。そして、なんといっても必殺カワイイポーズをいくつも持っている(写真はそのひとつ)。これに我々はメロメロだ。生意気な態度もジャクソンポロックもこれで帳消にさせられる。

そういえば、かつて、会社のちがう同僚に「犬と猫どっちが好き」と猫派犬派論争を持ち出してみたことがある。「どっちも嫌い」と言われてそれより先にすすまかった思い出。ほ乳類の毛が嫌なんだとか。彼女は私の中で、爬虫類派におさまっている。

2011年5月3日

五月の風のビール

さて、5月に入った。この時期になると、いつもブルーハーツの「夜の盗賊団」のフレーズ「五月の風のビールを飲みに行こう♪」を思い出す。この曲が入ったアルバムがリリースされたのは、1993年である。私が上京した年。美大浪人生活をしていた。同じ予備校に通い仲良くしていた友人がブルーハーツの大ファンで、「絶対いいから聞いて」となかば強制的にCDを渡されたのを覚えている。ビールを飲み始めたものその頃かと。暑くもなく寒くもない5月の風に吹かれて飲むビール。冬は冬で美味い、夏は夏で美味いビール(いつでも美味いんじゃん)だが、「5月」、そうなんだよ、そうと、なにか感じてしまう5月のビール。特別と思ってしまうのはこの歌のせいかもしれないけど。今では、立派なビール飲みになりました。

と、ビールの話をしつつ、写真はアスパラガスとスモークサーモン(軽いスモーク)のグリルホランデイズソース(Hollandaise Sauceー例えると暖かいバターできたマヨネーズ…字面にするとカロリーの高さがばれて怖いね)。4月の終わりからアスパラガスが出始め、5、6月が旬。こっちに来てから、アスパラガスがこの季節の主役野菜なので、5月繋がりということで。

ちなみに、「日本にはリンダリンダという名曲があるのですよ」と、かつて社内で隣に座っていたドイツ人のリンダに教えようと思った。でも、「どぶねずみみたいに美しくなりたい」って聞かされても困るかなと考え直して止めた。

2011年5月1日

Day Out

先週末と今週末は金曜日と月曜日が祝日になって2週連続4連休。天気にも恵まれて、「晴れているとイギリスも悪くない」と思う。今月初めに、アイスランド旅行に出かけ(この話はまた後で)、散財してきた我々(物価が高かった)は、大きな動きも取れず、散歩、昼寝、掃除、映画鑑賞みたいな静かで平和な休日を過ごしている。

そんななか、昨日は少し足をのばして、カンブリア(Cumbria)方面(湖水地方とかある方面)へドライブへ出かけた。小さな街でお茶とケーキをいただき帰ってきただけだが、晴れているだけでよい気分。


「コメントができない」とお知らせいただきました。設定が誤っていたので、変更しました。今は大丈夫かと思われます。これに懲りずお気軽にコメントお寄せください♪

2011年4月30日

ロイヤルウェディング後

早い時間からかぶりつきで観ていた、ロイヤルウェディング。

一般市民からロイヤルファミリーにお嫁に行くってどんなんだろうと想像しつつ。イギリスのロイヤルファミリーは日本の皇室に比べるとくだけた感もあるし、数々のスキャンダルもあった。でも、スケールがちがうよなぁと。29日のウェディングは20億人が観たと言われ、100万人がロンドンに駆けつけたという。そのなかで、抜群のスマイルを見せたケイトさん、「腹はくくったぞ」と感じられたのは私だけだろうか。

二人の交際期間は8年と長いし、ウィリアム王子はダイアナ妃の暗い経験も分っているはず。きっと上手く行くだろう。

話題のドレス、アレキサンダー・マクィーン亡き後、ブランドを引き継いだ、サラ・バートンが手がけたもの。早くから有力候補と噂され、デザインももしかするととても現代的で少々突飛なものになるのでは言われていた。私としては、極端なデザインのものでなく、伝統的だけれども、現代的なツイストがあるのが希望だった(勝手に)。蓋を開けたら、どうでしょう。私は大変満足。個人の印象にとてもマッチしていたと。ちなみに、サラ・バートンはマンチェスター出身なんだとか。

しばらくは、このスタイルのウェディングドレスが人気になるんだろうな。でも、だれもが似合うとは限らないのですよ。

2011年4月28日

明日はロイヤルウェディング

あちこちでユニオンジャックが旗めいて、お祭りムード。このあたりでもそうなので、ロンドンはさぞかし盛り上がっているのだろうなと。記念マグカップや皿類など様々な便乗商品が店頭にならび、ユニオンジャック柄の商品も通常より多く発売されている様子。雰囲気に流されやすい私、うっかり、クッション購入。例えば、これが日本の国旗だったら、クッション買うだろうかと考え、買わないだろうなと思う。ユニオンジャックてなんか華のあるデザインよね、と。日の丸は日の丸でいいのだけれど。

明日は祝日。ありがたい。社内では興味のある派ない派とキッパリ分かれていたけれど、私は、前者。絶対にライブでテレビ観るね。

チャンピオンズリーグ

欧州チャンピオンズリーズも準決勝が行われ、いよいよクライマックス突入。先日のマンチェスターユナイテッドーシャルケ(英語読みだとシャルカと呼ばれている)では、日本選手が初めて準決勝に登場したと日本のメディアで話題になっていた。こちらの放送でもそのことが紹介されいた。

日本にいるときは、ヨーロッパのサッカーに興味がなかった。というのも、時間帯がね、大変見づらい。朝早くとか、サッカー観てられないし。こちらに来て、ゴールデンタイムにトップクラスのサッカーが観られるので、やはり観ないわけにはいかない。しかも、サッカーが一大産業のマンチェスター、日常の話題作りにもサッカーを観ていて損はない。普段の生活で共通点の少ないタクシーの運転手とか、社内の若い男の子とかと会話にお役立ちである。そして、観ると結構おもしろい。

イギリスに来て、日本の何か恋しいかと問われると、「居酒屋」と答える私。逆に、将来日本に帰ったら、何が恋しくなるかなと考えたら、もしかすると、ゴールデンタイムに観られるトップクラスのサッカーかなと思ったりもする。

今週末は、ユナイテッドのプレミアリーグ優勝を決定づけるアーセナル戦があるし、来週はシャルケがマンチェスターにやっている。あー忙しい。

写真は、昨日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝、レアルマドリッドーバルセロナの第一戦とそれをソファーに伸びなら見ている私の足。

2011年4月25日

復活します!

去年の夏から放ったらかしになっていた私のブログ。読んで下さっている方に「どうかした?」「元気なの?」と声をかけていただきました。私の勝手な理由で放置していたのに、ありがたいことです。

私は元気です。夫も、猫も。ともども。

基本的に連絡無精で、疎遠になってしまった人も多い私の生活。特に日本の家族友人から遠く離れたイギリスに住んでいる私としては、やっぱり情報は発信していかなくちゃなと。でも、気張るとすぐ息切れするので、更新しやすいように、今回からは漠然としたタイトルで行くことにしました。もう変更はなし(のつもり)。

みなさん、元気でしょうか?
猫はこんなに大きくなって、私の腕はますますたくましくなりましたよ。