去年、クリスマスプレゼントとして買ったエスプレッソマシーンで作るラテアートが形になってきたこの頃です。
コーヒーについて話し始めるとしたら、困ったことにいったいどの辺から話し始めたらいいかわからないほど、コーヒーは奥が深い。
コーヒーを淹れるのが趣味みたいなことをフェイスブックに載せてから、コーヒーについて聞かれる機会が増えてきた。もっともよく聞かれるのは、「どういうふうに飲むのが好き」という質問である。これが案外難しい質問なのである。そして、話し始めると長くなる。
簡単に砂糖ひとさじミルク少しとかでは済まないのである。淹れ方、豆の産地、ロースト具合や新鮮度などでいろいろと変わってくる。では、「どの淹れ方が好きか」と聞かれたら、これはこれでどの淹れ方にも良さや特徴があり、エスプレッソとドリップコーヒーは別次元のもので比べてはいけない。でもって、「じゃあ、豆の産地は」となれば、アフリカ系はクリーンでさわやか、とかでも朝一番のコーヒーにはパンチが足りないとか、でも午後のひと時にはこれがよいとか、大変ですよもう。
朝は、小さいカップでラテを淹れる飲む。それに加え、午前中の仕事中用にドリップコーヒーを淹れて魔法瓶に詰めて持っていく。この作業に朝20分ほど費やす。効率よく行うにはなかなかの集中力が必要。なので、これができない日は体調が悪いという目安なっている。
ちなみに冒頭のラテアート、エスプレッソにスチームで温めたミルクを注ぎがてら、絵柄を描くっていう、一筆書きみたいな作業。検索するといろいろなパターンが出てくるが、写真のリーフ状のものが基本の形のようだ。ミルクの質感をこのラテアート用に仕上げるのが難しい。練習必要なのだが、一日にコーヒーはそんなに飲めない。無駄にしたくない。食器洗い洗剤を使ってミルクの質感を作る練習方法があるのだが、実際のコーヒーに流し込むまで、その質感がピッタリかわからないので、やはりコーヒーが無駄になる。ってことで、平日は一回、週末は二回の集中勝負練習である。
上写真は、私のマシン第一号。遥々イタリアからやってきた。機種名が女性の名前だ。知人と同じ名前。そこで、イメージが被らないように、男性系に変更して読んでいる。名前があった方が愛着が湧くからね。どうでもいい話だ。ちなみに、となりにあるのは二台のグラインダー、背の高い方は挽く豆の細かさ加減が200段階ぐらい微調整ができる。クレージーな話だ。
家庭用シングルボイラーマシンでどこまでベストのエスプレッソとラテアートができるかが目下の課題。これも話し始めると長くなるので、今日はこの辺で。