2011年6月26日

帰省みやげ その二


男性に比べると、女性の収集家というのは少ないらしいが、私の祖母は、いろいろと集めている人だった。単に浪費家だったという話もあるが…。そのコレクションの一つが急須。ちょうど、よい急須が一つ欲しいなと思っていたので、コレクションの中から、一つ拝借。まず、色が気に入った。急須というのは、これで面倒な品。蓋がしっくり閉まり、お茶っ葉がつまらず、湯が快適に出てきて、手にほどよく収まるという条件をクリアする必要がある。なかなか条件がそろうものとは出会う機会が少ない。この急須、条件すべてパス。こちらに戻ってきてからは、日本で調達してきた玄米茶や友人からいただいたほうじ茶など毎日楽しんでいる。


そして、お茶請けは南部せんべい。小麦粉と水で出来た軽いせんべいだ。今では、チョコレート味とか唐辛子味やら何種類も選べるようだが、基本は「ごま」。そして、私のお気に入りは、削ピーナッツ。丸ピーナッツというのもあるのだが、これは、せんべいの生地がクッキータイプで、ちょっと重くて甘い。ちなみに、南部せんべいの販売店は何軒かあるのだが、私は写真の「Sせんべい店」を贔屓にしている。質感が好き。ちなみに、従姉から紹介されて読んだ堀井和子さんの本「こんなふうに食べるのが好き」で、堀井さんも盛岡に寄るとこの店のこの二種類を買うとあった(正確には削ピーナッツの極上タイプ-私のは普通タイプ)。親近感。ただ、堀井さんはチーズを乗せて、ワインと楽しむんだとか。私はあくまでお茶。たまにビール。ノーチーズ。

2 件のコメント:

シュウ さんのコメント...

ザルもそうですが、急須も素敵・・・!!!
なんでしょう、このフォルムといい模様と言い。
きっとお値段も高そうですね・・・ウットリ。

いぎりす の M さんのコメント...

シュウさん、

解読不可な押し印みたいなのがあるだけで、急須の出所は分らないんです。

分る人ももういないので残念。