2011年6月25日

帰省みやげ 

帰省中はほぼ実家の片付けに終始した。地震でいろいろと落下したものものを見て、両親は、「この際、身の回りを片付けたい」と思ったのだとか。幸い、実家は瓦の飾り部分が壊れた程度で、建物への被害はほとんどなかった。

実家を新築したのは35年ぐらい前。それまで、今回ほどの大掛かりな片付けはしたことがなかったので、もう、あるわあるわ。私の子どもの頃からのものもかなりのエリア占領。私は、子どもの頃から絵を描くのが好きで、小学校の頃は、近所の画家さんのところで絵を習っていた(というよりは、遊びに行っていたの方が正しい)。そのへったくそな油彩画だけでもあるわあるわで、さらに美大なんか行っちゃったものだから、いわゆる作品がほこりを被っているし、その前は美大浪人なんかしてるから、デッサンやらなんやらの束がでてくるし。もう、卒業して、10年以上経ったしとすべて手放す。

私の分は、そんな感じで済んだが、さすが両親、長く生きているだけあり、所持品多すぎ。さらに、祖父母や曾祖母のものまであるから、もう家は巨大倉庫のよう。

物置から、出てきたもので、「これまた使いたい!」と思うものは、意外に少なかった(だから、物置にずっと放置されていたんだろうけ)けれど、なかなか立派なザルセットが出てきた。



台所用品好きの私、かなりの「ザル」ファン。すでに日常使いのザルは5つあるのだが、こちら仲間入り。

今回の帰省では、ルフトハンザ航空を利用。預け荷物の重量制限がスーツケース2個(各23kg上限)とトータルで46kgまでOKだった。マンチェスターの自宅に戻り、一つのスーツケースを開け、このザルが「でーん」と陣取っている様子を見た夫。「なにこれ、ザル!?」とちょっとがっかり気味。「このスペースがあれば、僕の剣道着が入っただろうに」の視線。(夫、去年から剣道教室に通いはじめたのだが、竹刀以外用具をもっていない。日本で購入するのにこだわっているため。)「日々のごはんに役立ちますから!」(私の言い分)。

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