2011年5月5日

猫派と犬派

30も半ばを過ぎるまで、この猫派犬派論争、私自身は「犬」だと思い込んでいた。それは、単に犬しか飼ったことがなかったし、近所で見かける猫は人を見ると逃げるやつが多かった。単に接点がなかっただけなのだが。今になって猫を飼うとは。何事もタイミングね。

うちの猫、名前はMonoという。カタカナやひらがなで書くとあんまり可愛くない。由来はモノクロとかのモノ。去年、会社の同僚のところで、子猫が3匹生まれ、貰い手を探していると聞いて、見に行ったのが出会い。いろいろと適当なポルトガル人の同僚で、誕生日が二転三転したが、どうやら4月14日らしいとまとまった。なので、いまやっと1歳。

最近、毛代わりで、もう文字通り「毛だらけ」だ。ロングコートの猫だったらさぞかし大変だろうと思う。「あーどこもかしこも、モノの毛付いてる!」と私はぼやく。ぼやくほど気にしてないけど。でもって、「モノの毛」が「もののけ」そう、「物の怪」や「物の気」と同音で一人ウケ。イギリスではあまり共有出来ない発見。

よく、犬は、忠実で協調性があり、猫は、個人主義でマイペース、人ではなく家になつくとか言われる。ずっと、犬の忠実さとか人なつっこさが可愛いと思っていたが、猫のマイペースさが結構自分に合っていると。猫は猫で一人で勝手にやっているからそっちもそうして、みないな態度、一見可愛くないけれど、その距離感がよい。きれい好き、家の中に動物がいても動物臭くないのがまた良い。散歩に連れて行けと騒がない。ごはんをくれと騒ぐが犬ほど執拗でない。ただ、ダイニングチェアとソファーはジャクソンポロックばりに傷だらけだけど。そして、なんといっても必殺カワイイポーズをいくつも持っている(写真はそのひとつ)。これに我々はメロメロだ。生意気な態度もジャクソンポロックもこれで帳消にさせられる。

そういえば、かつて、会社のちがう同僚に「犬と猫どっちが好き」と猫派犬派論争を持ち出してみたことがある。「どっちも嫌い」と言われてそれより先にすすまかった思い出。ほ乳類の毛が嫌なんだとか。彼女は私の中で、爬虫類派におさまっている。

4 件のコメント:

まどか さんのコメント...

みっちゃん猫飼ったのね!私はアレルギーで動物飼われへんけど猫派。人間的にも誰にでもしっぽは振らないってとこからしても猫かな。

sai さんのコメント...

かわいいなー。ホワイトソックスだね。モフりたい

いぎりす の M さんのコメント...

まどーかさん、猫のはなし前にもしたじゃん!

まあ、去年は結婚式やいろいろ忙しかったからね。

猫はね、誰にでもしっぽふらないけれど、甘えるのも上手よ♪

いぎりす の M さんのコメント...

saiちゃん、ひっさしぶり。

この柄に引かれてね。鼻がピンクだったら、モデル猫なれたかなってね。