2013年8月16日

2013夏のまとめ

6月の最後の金曜日に私のいる部署にかかわるリストラが発表されて、今日新しい組織辞令が出るまでの1か月半は長く空しい毎日だった。親しい同僚や同期の友人が一斉に会社を去って行き、理不尽な昇進辞令に落ち着く結果となった。私はほとほと疲れている。私にはできないことが多いなと思った。嘘をつくことや他人を蹴落とすこと、自分を売ること。結局それができる人間が得を得る結果となった。まさに、こういう結果だけはならないでほしいなと思っていた結果になった。

長い1か月半だったけれど、これからがそのラウンド2が始まるかと思うと気が重い。私だけでなく、その理不尽な昇進を得られなかった人間みんながそう思って仕事をするのかと思うと「間違っている」と憤る反面、それが会社社会なのかもしれないという諦めも強い。

比較的平静にやってはきたけれど、朝のコーヒーを淹れる元気もなかったし、ブログも書く気分になれなかった。ピアノを弾いたり音楽を聴いたりして現実逃避の時間を作ることに必死だった。

自分をこんなに空しい気持ちにされている要因はいろいろとあるが、おそらく信頼できる同僚を失ったことが一番悲しいのだと思う。みんなよく働く人たちだった。そんなことは関係なく、給料とりを効率よく減らすことだけが目的であるのが分かりすぎるほど無情なリストラであった。

2 件のコメント:

こう さんのコメント...

あらら大変な夏だったね。何だろう、欧米人にはあまり「1つの会社で一生を」って感じの概念なさそうだから、去っていった人もサクサク次ぎの仕事を見つけて違うライフスタイルに進んでいくのかもね。まぁ、親しい同僚を失った事実は変わらないけれど。

鈍感力!

いぎりすのM さんのコメント...

こうさん、今さらの返信、いらないかもしれないけれど、書きます。

イギリス人はさくさくっと新しい仕事を見つけていった様子だったけど、違うお国の人たちは「恨み」を抱いているっぽいところもあって、しばらくは距離を置くことにしました。